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求秒速5厘米的经典台词,日语的,谢谢

2025-06-05 09:05    来自:未知    过莫游戏网

明里:ねぇ、秒速5センチなんだって。 隆贵:えっ、なに? 明里:桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。 隆贵:ん~。明里、そういうことよく知ってるよね。 明里:ねぇ、なんだか、まるで雪みたいじゃない? 隆贵:そうかなぁ? ね~、待ってよ! 明里! 明里:隆贵くん、来年も一绪に桜、见れるといいね。 明里からの手纸 明里:远野隆贵様へ。大変ご无沙汰しております。こちらの夏も暑いけれど、东京に比べればずっと过ごしやすいです。でも今にして思えば、私は东京のあの蒸し暑い夏も好きでした。溶けてしまいそうに热いアスファルトも、阳炎のむこうの高层ビルも、デパートや地下鉄の寒いくらいの冷房も。私たちが最后に会ったのは、小学校の卒业式でしたから、あれからもう半年です。ねぇ、隆贵くん、あたしのこと、覚えていますか? 明里:前略隆贵くんへ。お返事ありがとう。うれしかったです。もうすっかり秋ですね。こちらは红叶がきれいです。今年最初のセーターをおととい私は出しました。 先辈:远野くん。 隆贵:先辈。 先辈:なに?ラブレター? 隆贵:违いますよ。 先辈:ごめんね、全部お愿いしちゃって。 隆贵:いえ、すぐ终わりましたから。 先辈:ありがとう。ねぇ、転校しちゃうって本当? 隆贵:はい、三学期一杯です。 先辈:どこ? 隆贵:鹿児岛です。亲の都合で。 先辈:そうか。寂しくなるなぁ。 明里:最近は部活で朝が早いので、今この手纸は电车で书いています。この前、髪を切りました。耳が出るくらい短くしちゃったから、もし会っても私って分からないかも知れませんね。 隆贵の母:ただいま。 隆贵:おかえり。 明里:隆贵くんも、少しずつ変わっていくのでしょうね。 明里:拝启。寒い日が続きますが、お元気ですか。こちらはもう何度か雪が降りました。私はその度にものすごい重装备で学校に通っています。东京は雪はまだだよね。引っ越してきてからもつい癖で、东京の分の天気予报まで见てしまいます。 チームメート:雨でも降らねえかなぁ。 チームメート:でも屋内でもきついぜ。 隆贵:なぁ、栃木って、行ったことあるか? チームメート:はっ? どこ? 隆贵:栃木。 チームメート2人:ない。 隆贵:どうやって行くのかな。 チームメート:さぁ。新干线とか? 隆贵:远いよな。 部长:一年。 みんな:はい! 部长:ラスト半周! 明里:今度は隆贵くんの転校が决まったということ、惊きました。お互いに昔から転校には惯れているわけですが、それにしても鹿児岛だなんて…。 今度はちょっと远いよね。いざという时に、电车に\って会いに行けるような距离がなくなってしまうのは、やっぱり少し…ちょっと寂しいです。どうかどうか、隆贵くんが元気でいますように。 明里:前略。隆贵くんへ。3月4日の约束、とてもうれしいです。会うのはもう一年ぶりですね。なんだか紧张してしまいます。うちの近くに大きな桜の木があって、春にはそこでも多分、花びらが秒速5センチで地上に降っています。隆贵くんと一绪に春もやって来てくれればいいのに、って思います。 チームメート:远野、部活行こうぜ。 隆贵:ああ。あのさ、俺今日ちょっと、部活だめなんだ。 チームメート:引っ越しの准备か? 隆贵:そんなとこ。悪いな。 明里:私の駅まで来てくれるのはとても助かるのですけれど、远いのでどうか気をつけて来て下さい。约束の夜7时に、駅の待合室で待っています。 隆贵の旅 隆贵:明里との约束の当日は、昼过ぎから雪になった。 明里:ね、隆贵くん。ネコ、チョビだ。 隆贵:こいつ、いつもここにいるね。 明里:でも今日は独りみたい。ミミはどうしたの?独りじゃ寂しいよね。 隆贵:あの本、どう? 明里:なかなか。昨日一晩で40亿年分読んじゃった。 隆贵:どの辺り? 明里:アノマロカリスが出てくる辺り。 二人:カンブリア纪! 明里:あたしハルキゲニアが好きだな。こんなの。 隆贵:まぁ、似てるかも。 明里:隆贵くんは何が? 隆贵:オパビニアかな。 明里:あぁ、目が5つある人だよね。 隆贵:仆と明里は精神的にどこかよく似ていたと思う。仆が东京に転校してきた一年后に明里が同じクラスに転校してきた。まだ体が小さく病気がちだった仆らは、グラウンドよりは図书馆が好きで、だから仆たちはごく自然に仲良くなり、そのせいでチームメートから、からかわれることもあったけれど、でもお互いがいれば不思议にそういうことはあまり怖くはなかった。仆たちはいずれ同じ中学校に通い、この先もずっと一绪だと、どうしてだろう、そう思っていた。 放送:新宿、新宿、终点です。お降りのお客様は…。 隆贵:新宿駅に独りで来たのは初めてで、これから\る路线も、仆には全て初めてだった。ドキドキしていた。これから仆は、明里に会うんだ。 放送:まもなく、武蔵浦和、武蔵浦和に到着いたします。次の武蔵浦和では、快速列车の待ち合わせのため、この列车は4分ほど停车します。与野本町、大宫までお急ぎの方は… 明里:あの、篠原と申しますけど、あの、隆贵くんいらっしゃいますか。 隆贵の母:明里ちゃんよ。 隆贵:えっ、転校? 西中はどうすんだ?せっかく受かったのに… 明里:栃木の公立に手続きするって。ごめんね… 隆贵:いや、明里が谢ることないけど… 明里:葛饰のおばさんちから通いたいって言ったんだけど、もっと大きくなってからじゃないと、ダメだって… 隆贵:分かった。もういいよ。もういい… 明里:ごめん… 隆贵:耳が痛くなるくらい押し当てた受话器越しに、明里が伤つくのが手に取るように分かった。でも、どうしようもなかった。 列车の遅れ、焦り、不安 隆贵:\り换えのターミナル駅は帰宅を始めた人々で込み合っていて、谁の靴も雪の水を吸ってぐっしょりと濡れていて、空気は雪の日の都市独特の匂いに満ちて、冷たかった。 放送:お客様にお知らせいたします。宇都宫线、小山、宇都宫方面行き列车は、ただいま雪のため、到着が10分ほど遅れております。お急ぎのところ、お客様に大変ご迷惑をおかけいたします…。 隆贵:その瞬间まで、仆は电车が遅れるなんていう可能性を、考えもしなかった。不安が急に大きくなった。 放送:ただいまこの电车は雪のため10分ほど遅れて运行しております。お急ぎのところ、列车遅れておりますこと、お诧びいたします。 隆贵:大宫駅を过ぎてしばらくすると、风景からはあっという间に建物が少なくなった。 放送:次は、久喜、久喜。到着が大変遅れましたこと、お诧び申し上げます。东武伊势崎线にお\り换えの方は、5番出口にお回り下さい。后続列车が遅れているため、この列车は当駅にて10分ほど停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さいますよう、お愿いいたします。 男性:(寒さで列车のドアを闭める) 隆贵:すみません。 放送:后続列车が遅れているため、この列车は当駅で10分ほど停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらく… 放送:野木、野木。お客様にお断りとお诧びを申し上げます。后続列车遅延のため、この列车は当駅でしばらくの间停车します。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さいますよう、お愿いいたします。 隆贵:駅と駅との间は、信じられないくらい离れていて、电车が一駅ごとに信じられないくらい长い间停车した。窓の外の见たこともないような雪の荒野も、ジワジワと流れていく时间も、痛いような空腹も、仆をますます心细くさせていった。约束の时间を过ぎて、今顷明里はきっと不安になり始めていると思う。あの日、あの电话の日、仆よりもずっと大きな不安を抱えているはずの明里に対して、优しい言叶をかけることができなかった自分が、ひどく耻ずかしかった。 明里:じゃあ、今日で、さよならだね。 隆贵:明里からの最初の手纸が届いたのは、それから半年后。中一の夏だった。彼女からの文面は全て覚えた。约束の今日まで二周间かけて、仆は明里に渡すための手纸を书いた。明里に伝えなければいけないこと、闻いて欲しいことが、本当に仆にはたくさんあった。 放送:大変お待たせいたしました。まもなく宇都宫行き、発车いたします。小山、小山。东北新干线を\り换えの方は… 东北新干线下り盛冈方面を\り换えの方は1番线、上り东京方面を\り换えの方は5番线へお回り下さい… 放送2:お客様にお知らせいたします。ただいま両毛线は、雪のため、大幅な遅れをもって运転しております。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしております。列车到着まで今しばらくお待ち下さい。次の上り… 隆贵:とにかく、明里の待つ駅に向かうしかなかった。 放送:8番线、足利前桥方面、高崎行き上り电车が参ります。危ないので… 放送:お客様にご案内いたします。ただいま、降雪によるダイヤの乱れのため、少々停车いたします。お急ぎのところ大変恐缩ですが、现在のところ、复旧のめどは立っておりません。缲り返します。ただいま、降雪によるダイヤの乱れのため、少々停车いたします。お急ぎのところ大変恐缩ですが、现在のところ、复旧のめどは立っておりません。 明里:隆贵くん、お元気ですか? 部活で朝が早いので、この手纸は电车で书いています。 隆贵:手纸から想像する明里はなぜか、いつも独りだった。电车はそれから结局、2时间も何も无い荒野で停まり続けた。たった1分がものすごく长く感じられ、时间ははっきりとした悪意を持って、仆の上をゆっくりと流れていった。仆はきつく歯を食いしばり、ただとにかく泣かないように耐えているしかなかった。明里…どうか…もう…家に…帰っていてくれればいいのに。 明里との再会 放送:3番线、足利前桥方面、高崎行き电车が到着いたします。この电车は雪のため、しばらく停车します。 隆贵:明里… 隆贵:おいしい。 明里:そう? 普通の焙じ茶だよ。 隆贵:焙じ茶? 初めて饮んだ。 明里:うそ。绝対饮んだことあるよ。 隆贵:そうかな。 明里:そうだよ。それからこれ、私が作ったから味の保障はないんだけど、よかったら食べて。 隆贵:ありがとう。お腹すいてたんだ、すごく。 明里:どうかな? 隆贵:今まで食べた物の中で、一番おいしい。 明里:大げさだなぁ。 隆贵:本当だよ。 明里:きっとお腹すいてたからよ。 隆贵:そうかな。 明里:そうよ。あたしも食べようと。うふ。 明里:引っ越し、もうすぐだよね。 隆贵:ん、来周。 明里:鹿児岛かぁ。 隆贵:远いんだ。栃木も远かったけどね。 明里:帰れなくなっちゃったもんね。 駅员:そろそろ闭めますよ。もう电车もないですし。 隆贵:はい。 駅员:こんな雪ですから、お気をつけて。 二人:はい。 駅を出て 明里:见える、あの木? 隆贵:手纸の木? 明里:ん、桜の木。ねぇ、まるで雪みたいじゃない? 隆贵:そうだね。 隆贵:その瞬间、永远とか、心とか、魂とかいうものがどこにあるのか分かった気がした。13年间生きてきたことすべてを分かち合えたように仆は思い、それから次の瞬间、たまらなく悲しくなった。明里のそのぬくもりを、その魂を、どのように扱えばいいのか、どこに持っていけばいいのか。それが仆には分からなかったからだ。仆たちはこの先もずっと一绪にいることはできないと、はっきりと分かった。仆たちの前には未だ巨大すぎる人生が、茫漠とした时间が、どうしようもなく横たわっていた。でも、仆をとらえたその不安は、やがて缓やかに溶けていき、あとには、明里の柔らかな唇だけが残っていた。その夜、仆たちは畑の脇にあった小さな纳屋で过ごした。古い毛布に包まり、长い时间话し続けて、いつの间にか眠っていた。朝、动き始めた电车に\って仆は明里と别れた。 明里:あの…隆贵くん。隆贵くんは、きっとこの先は大丈夫だと思う!绝対! 隆贵:ありがとう。明里も元気で!手纸书くよ!电话も! 隆贵:明里への手纸をなくしてしまったことを、仆は明里に言わなかった。あのキスの前と后とでは、世界のなにもかもが変わってしまったような気がしたからだ。彼女を守れるだけ力が欲しいと、强く思った。それだけを考えながら、仆はいつまでも、窓の外の景色を见続けていた。